自動二輪(普通二輪)小型AT限定免許を一発試験で取る!
こんにちは、ヨージです!
最近YouTubeでもアップしたのですが、
今回は『バイクの免許を一発試験でとる』というテーマでいきたいと思います。
動画だとどうしても詳細の説明が難しいので、こちらのブログで細かなポイントの復習をしてもらえればと思います(^^)
実は私も10年以上前に、この小型AT限定免許を一発試験で取ったのですが、その当時はネットで情報があまり流れていなかったので苦労しました。
2回目で合格したのですが、
1回目は乗車時にミラーを調整することすら知らずに受けに行き見事(?)不合格でした。
2回目は事前に本を購入して勉強をしたのですが筆記問題の内容がほとんどで、実技の内容が少なく、結果として、同じタイミングで受験している人のやり方を、見て真似をしてやっていたというのが正直なところです。
ですので、今回の内容をしっかりと予習していけば合格率はかなり上がると思います。
動画でもお話ししているのですが、車の免許などはなにも持っていないという方は、指定教習所に通うことをお勧めします。
今回の動画やこちらのブログでは、一発試験を取るための解説をしているのですが、対象となるのは、自動車免許をもっており、原付に乗ったことがある方です。
原付(50㏄)でも、公道で初めて乗るときは
ものすごく緊張します。
これが125㏄になると、ほぼ生身の状態で乗るスクーターは、スピードが出せずにあおられたり、事故をしてしまう確率が高くなってしまいます。
あと筆記試験も受けなければいけなくなるので、
1回や2回で合格することはとても難しく、結果的には教習所に通ったほうが確実だった。なんてことになると思います。
原付の免許のみを持っており、普段から乗っている人であれば、筆記試験の勉強も頑張れば2回~3回を目標に合格を目指せると思います。
前置きの話が長くなってしまったのでこの辺で本題に行きたいと思います。
《今回、合格を狙う免許について》
今回狙うのは、自動二輪(普通二輪)小型オートマ限定免許です。
『シグナスX』や『PCX』、『アドレス125』などの125㏄のスクーターが乗れるようになる免許です。
最近流行っている『クロスカブ』や『ハンターカブ』も乗れるようになります。
Uber Eats配達で125㏄スクーターで行おうと考えている方は必見です!
費用や日程については動画を見ていただければと思います。
それでは早速、試験のポイントを項目ごとに解説していきます!
①乗車時
・バイクに近づく際はバイクの前後の安全確認を行ってから(首振り)
・後方目視後両手でハンドルを持ち、ブレーキを握り、左に切られたハンドルを真っ直ぐ向け車体を起こす
・サイドスタンドをはらう
・後方を確認してからバイクにまたがる
(ここから降車するまで右足は地面につけない)
・サイドミラーを調整する(左右順不同、触ればOK)
・エンジンをかける
・(合図があったら)右後方目視→右ウインカー
・左後方目視→右後方目視→発車
②車線変更(右車線へ変更から右折の場合)
・右ミラー確認
・ウインカー
・右後方目視
・車体を右側に寄せていく(ウインカーを付けてから3秒後)
・そのまま車線の右端まで車体を寄せていく
・左右の安全確認に加え右後方の目視を忘れないようにする
※停止の必要がある場合は停止線を踏まないように車体をしっかり止めてから走り出す
③左折
・曲がる交差点の30m手前でミラー確認→ウインカー
・左側目視→車体を車線の左端に寄せていく
・左右の安全確認に加え左後方からの巻き込み確認(目視)
※右左折の際、横断歩道を通過する際は最徐行で(時速10㎞以下)ゆっくり通過する
④障害物
・右ミラー確認
・ウインカー
・右後方目視
・車体を右側に寄せていく(ウインカーを付けてから3秒後)
・障害物との距離を1m以上あけて横を通過する
・左後方を目視
・ウインカーを左に切り替える
・車体を左に寄せていく
・走行ラインに戻ったらウインカーを消す
※最初の右ウインカーは、車体がこれ以上右に寄らないところまできたら消しても良いが、試験の場合は障害物が小さいので、すぐに右から左に切り替えるイメージ
⑤一本橋(直線狭路)
《狭路のサイズと規定時間》
●高さ5cm
●幅30cm
●長さ15m
●規定時間5秒以上かけて通過する
●脱輪は一発終了
●1秒不足するごとに5点減点
・指定位置で停止(車体を一本橋に対して真っ直ぐにする)
・右後方を目視
・発車
・後輪が載るまではすこし勢いをつける
・後輪が載ってから後輪ブレーキでスピード調整
・ハンドルを左右に細かく切りながらバランスをとる
・視線は一本橋の出口付近に合わせる
※前輪ブレーキは車体が前に沈み込み、バランスをとるのが難しくなるので、後輪ブレーキのみを使用する
※規定時間は余裕があるので、必要以上にゆっくり走らなくても大丈夫、もし脱輪しそうになったら、時間を気にせずに通過を心がける
(脱輪すると試験が一発終了なので、減点のほうが良い)
⑥クランク、S字
・一本橋同様、後輪ブレーキを使用
・視線は近くなりすぎないように
・クランク(S字)に進入したら出口に対してのウインカーを
つけておく
・出口は停止線がないので、出口のすこし手前で左右の首振り確認
※ゆっくりと走行すれば、特に難しくないので落ち着いて走行する
⑦踏切り
・停止線で停止
・踏切りの信号機が鳴っていないか確認
・左右の確認(電車が来ないか確認する演技)
・発車
⑧見通しの悪い交差点
・見通しの悪い交差点に差し掛かる手前で一時停止
※車が曲がってきてもぶつからないあたりで停止
・身を乗り出して(前傾姿勢で)左右の確認
・少し車体を前に移動して身を乗り出して(前傾姿勢で)左右の確認
・発車
※慎重にゆっくりおこなうこと
⑨急制動
《内容》
●時速30km以上で制動開始地点を通過する
●8m(メートル)以内で車体を停止させる
・制動のスタート地点に合わせて速度を調整しようとすると、速度計とスタート地点のパイロンを両方見なければいけなくなるので、早い段階で35㎞弱まで加速をさせて安定させる
・パイロンの手前2~3mくらいでアクセルを緩めて
パイロンに前輪がさしかかったらブレーキ
・一気に力を入れるのではなく、「じわっ」とかけ始め徐々に力を入れる
※徐々にブレーキを強めていけば、タイヤがロックすることはほとんどなくなる
・前後の力の配分は7(前):3(後)と言われているが、前輪ブレーキのほうがききが良いので、気持ち右側を強くかけるイメージ
・完全に停止したら右後方を目視してから発車
⑩坂道発進
・坂道の指定位置で一時停止
・右後方を目視
・前輪レーキは解除して左ブレーキを徐々にあけながらアクセルを回す
⑪降車
・車線変更の要領でコースを外れた停止位置のレーンに進める
・左ウインカーを出したまま指定位置に停車する
・ウインカーを止める
・エンジンを切る
・後方を目視
・車体から降りてサイドスタンドを立ててハンドルを左に切る
・周囲の安全確認をしてから車体から離れる
その他試験中に気を付けるポイント
・バイクの走行は車線の左側(自動車の左車輪と同じ辺りのイメージ)
・自分が優先道路を通って交差点を通過する際も、左右の安全確認を行う
(外周を走っているときも安全確認をする)
・信号待ちで青になったときは左右の安全確認を行ってから発進する
・信号待ちをしているときはブレーキをかけておく
・コースを間違えても減点にならないが、試験は続行されるので、正しいコースに戻るまでも、試験の減点ポイントに気をつける
・乗車してから降車するまでは右足を地面につかないようにする
(停車時はすべて左足をついて停まること)
・安全確認の際はしっかりと頭を左右に振って確認すること
※頭をしっかりと振って安全確認を行えていないと減点の対象
※ヘルメットにテープを貼り縦横のラインを入れている人も実際に見ました
・ヘルメットのシールドは上げたままにする(目線を確認するため)
以上となります。
私は本とネットの情報でこの内容をまとめましたが「この内容間違っているよ!」といったご意見がありましたら、頂けますと非常にありがたいです。
現在50㏄の原付を乗っている人は交通量の少ない場所(時間帯)を利用して、試験内容の練習をすることをお勧めします。(急制動だけは周囲に迷惑かかるのでガチでやらないでね)
原付がなくても自転車でイメージトレーニングをするだけでも、合格率を飛躍的に上げることは可能だと思います。
最後に私からのアドバイスですが、
①コースを事前にしっかり覚えましょう
落ち着いて受けることができればこの二つも大きな問題ではありません。
③原付か自転車を使って乗車から降車までのイメージトレーニングを何回も
行いましょう!
目指せ、一発合格!
頑張っていきましょう!!